作り手の立場に立って考える。

作り手の立場に立って考える。

こんにちは、山本です。
土曜日は短めで。

最近、人気のある飲食店に行くと、
多くの場合テーブルの上に暖色の電球があります。

単純に雰囲気も良くなりますし、
料理に当たると反射して綺麗なんです。

ここからは完全に僕の想像ですが
今はSNSの力がすごいですから
お客さんに綺麗に写真を撮ってもらうための工夫なのかな〜
なんて思ってます。

ちなみに昨日行ったお店で撮った写真がこちら。
(リサイズしたから画質変かもだけど)

ぱぱっと撮っただけなのに綺麗です。

やはり客側からはあまり気づかなくても
飲食店もライトの種類、色、配置なども
意図的にやってるんだろうなと思います。

僕も記事を書いたり動画を作ったりするとき
おそらくそんなとこまで意識してるんだ
ってくらい見え方を意識したりしましね。

また受験期に使っていた参考書をみると
当時は気づかなかったけど
相当細かいところまで注意して書かれてたんだな
なんてことにも気づいたりします。

例えば僕は受験期に
化学の新標準演習を使っていました。

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僕はほとんどこの参考書しか使っていません。
あとは適宜ネットで調べたりしただけですね。

当時も解説が丁寧で好きだなって思ってましたし、
東大受験までに3周くらい解きましたが、
それでも気づかなかったことがたくさん見つかります。

例えば電池の分野の「分極」の説明で、
H2が極板を覆うという説明と同時に
逆起電力のことも触れられていたり。

実在気体に関する説明で
高温ほど、分子間力の影響が小
低圧ほど、分子間力・分子体積の影響が小
と書かれていたり。

受験生は意外と読み飛ばしてしまうけど
意外と丁寧に説明が書かれていたりするんですね。

参考書もそうですし、
赤本などの解答例もそうだと思いますが、
受験生はなんとなーく読み飛ばしてしまうけど
実は重要な、微妙な表現の差などが
たくさん隠れているように思います。

実際生徒の数学の答案を添削したりすると
細かい表現を大量に直すことになることが多いですが、
その上で解答例をみるとやはりしっかりしています。

「だよねー、そう書くよねー」
と感じますね。

しかし「なぜ解答例はこんな書き方なのか」
というところまで注意できている受験生は少ないでしょう。

まあ何を伝えたいかというと、
・手元の参考書にも思ったより多くの情報がある
・しかしその情報を吸い取り切れていない
ということが多いんじゃないかな?ってことです。

抽象的な話で難しいかもしれませんが、
どんな意図で参考書が書かれているのか
どんな意図で解答例が作られているのか
という気持ちに立って勉強を進めてみるといいと思います。

ということで今日は
最近飲食店で思ったことと
参考書の使い方についてでした。

ではではー。

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